仕事内容と、仕事に取り組むうえで大切にしていることを教えてください。
現在は、当社が開発した公共図書館さまのシステムの運用・保守に主担当として携わっています。具体的には、システムの不具合・障害などの調査や、アプリケーションの改修が中心です。また、アプリケーションの追加開発やミドルウェアのアップデートなど、幅広い業務も行っています。
当たり前のことではありますが、「期限を守る」ことを何よりも大切にしています。そして、できる限りお客さまのご要望に応えて、認識の齟齬からミスや不具合を発生させないために「確認の徹底」も常に心がけています。
いままでで印象に残っている仕事は?
公共図書館内で使われている利用者向けのシステム開発プロジェクトです。図書館を利用する一般の方の情報や、本の貸し出し状況などを管理するシステムで、入社後初めて参画した案件でした。
高校・大学と情報系の学校に通っていたので、ある程度のコンピューターの知識やプログラミング経験はありました。でも、実際に社会で使われるシステムを開発するのは初体験。「自分でプログラミングして、テストを行って、説明書の作成やお客さまへの納品を行う」という開発の一連の流れを、ここで経験できました。それまでの学校や独学で得た知識だけでなくて、実際の技術に触れられて、“生の現場”を体験できたのでとても印象に残っています。
仕事のやりがいや、「成長したな」と感じることは?
お客さまのご要望という“正解”を実現するために試行錯誤してつくったシステムが、自分の思い通りに動いたときは大きな達成感があります。また、当社では、若手も社会的意義がある大型案件を任されるのが特徴です。そういったシステムを実際に使用している方々を見る機会もあって、「自分がつくったモノはこうやって使われているんだな」というやりがいを感じます。
自分が一番成長したのは、幅広い技術が身についたことです。最初はアプリケーションの開発がメインでしたが、あるプロジェクトでインフラ系のメイン担当に。データベースやFTPサーバ、ミドルウェアの構築などを行って、アプリ以外のシステム全体も見渡せるようになりました。そんな新たなチャレンジができるのも、当社の魅力だと思います。
学生時代にしていたことと、いまの仕事に役立っていることは?
「どうやってコンピューターやロボットが動いているのか?」ということに興味があって、情報系の高校に進みました。そこでプログラミングの楽しさを知って、大学でもコンピューターや通信の仕組みや最先端の技術を学ぶことに。Webサイト制作なども通じて、幅広いITの知識が身につけられたと思います。
ITの概念的な部分や、プログラミングの論理的思考など、学校で学んだ基礎がいまの仕事に活かせています。SEをしている学生時代の友人と話していると、当社のように入社間もない若手が開発を任される会社は少ないようなので、「基礎を活かしながら、早い段階で技術力を磨けているな」と感じています。
ソリューション・ワンを選んだ理由は?
自分が好きなコンピューターやITに携われるのはもちろん、「大企業ではなく、少数精鋭」という点も大きな選択理由です。規模が大きい会社は決まりごとが多いというイメージがあったので、自分の肌には合わないと感じていました。
そして、働きやすさを整備しているところにも惹かれました。たとえば、当社は「土日祝休み」で休日が充実していますし、有休も取りやすい環境です。実際に入社して、システムの納品やリリースなどのタイミング以外は、自分の裁量で仕事のスケジュールを組んで有休を取得できています。残業もほとんどないので、働きやすいです。
入社前と後でソリューション・ワンへの印象が変わったところはありますか?
入社前は特に意識していなかったのですが、「いろいろなことを経験できる会社だな」と思いました。私もアプリだけでなく、途中からインフラ系も担当するなど、さまざまな選択肢があるのはエンジニアとしてキャリアアップするために大切なことだと実感しています。
社風などに関しては、ギャップはありません。社員同士の仲が良くて、年齢などに関係なく楽しく話せます。飲み会などでも盛り上がりますし、休みの日に同僚と一緒に遊びに行くこともあります。その一方で、お客さまの大切なシステムに関わる仕事なので、やるべきところはしっかりやるというメリハリのきいた雰囲気です。
今後の目標や、自分がもたらしたい「革新」は?
これまではお客さまの組織内で使われて役立つシステムをつくってきたので、今後は一般の方に使われるシステムもつくってみたいと思っています。いろいろなプロジェクトを手がけていて、自らチャレンジできる当社であれば、それが可能だと考えています。そして、今後さらに伸びていくクラウドの技術にも挑戦していきたいです。
コンピューターやITが誕生して、いまはひとの生活や仕事がどんどん便利になってきています。自分としては、さらに新しい技術を取り入れて、やりたいことが簡単にできたり、もっと生活が楽になったりするような「革新」を目指していきたいですね。
リモートワークの様子
通勤がないので、出社していた頃よりも自由な時間が増えました。ゲームやマンガ、プラモデルづくり、散歩などを楽しんでいます。そして、社風にも通じますが、チャットでいろいろなひとに声をかけやすいので、リモートでもコミュニケーションがスムーズです。